取引のコツ、予想のタイミングを掴む

画期的なルールとシンプルな取引方法で投資の世界に新風を巻き起こしたのがバイナリーオプションです。あらかじめ用意された予想レートの中から、判定時刻での為替レートを予測し、チケットを購入することで参加できる金融商品です。そして判定時刻になり、自分が選択した予想レートが当たっていれば報酬が支払われる(ペイアウト)という仕組みになっています。

バイナリーオプションがFXと異なる点は、予想レートの選択に自由度があるというところです。判定時刻は元より決まっているのですが、予想レートを選択するにあたり判定時刻直前でなければ、いつでもできるようになっているのです。
ですから、予想レートを選ぶタイミングは自分の裁量次第でいつでもできる、判定時刻になるまでの残り時間を自らコントロールできるという点がバイナリーオプションの魅力でもあるのです。

具体例を出して説明してみると、今1ドル100円のレートだとして1時間経過後そのレートが全く同じように保たれているかを予測するのと、5分経過後ではどちらが予測しやすいでしょうか。判定時刻まであと1時間あるのであれば、その間に何か経済を揺るがすような発表がないとも限りません。しかし、5分後であればそのようなこともなくレートがそのまま大きく乱れることはほぼないでしょう。それならば判定時刻まで5分の取引を行い予想レートを選択する方が確実に利益を得られるチャンスは大きくなります。

但し、確実に予想が的中しやすい傾向にあるオプションは、もちろん他のトレーダーも好みますので多く購入されます。結果、ペイアウトで分配される報酬は少なくなることが必至です。それに対し、確実性があまり高くないオプションについては購入数も少なくなりますから、高いペイアウトが期待できることにもなります。
予想を選択するのが早ければ早いほど、予想するのが難しくなり「確実性の高くない」=高いペイアウトの取引となります。

では次に1ドル100円のレートだとして、1時間経過後にそのレートが1ドル100.2円になる予想と、1ドル101円になる予想を比べてみましょう。
判定時刻はどちらも1時間後と同じ条件ですが、予想したレートには双方開きがあります。どちらが予想的中しやすいかといえば、現在のレートからそれほど差のない100.2円になるという予想の方でしょう。
この場合、現時点でのレートから予想レートが離れれば離れるほどペイアウトは高倍率となります。

この例をまとめると・・・
・判定時刻まで残り時間が長い
・現時点のレートと予想レートが離れている
この条件下にあるオプション取引は、確実性が弱く予想が難しいのでその分ペイアウトは高くなるわけです。こういったポイントを把握しておけば、投資戦略を立てやすくなります。

勝率重視で取引したいのであれば
・判定時刻まで残りの時間が短い
・現時点のレートと予想レートが近い
この条件を満たすチケットの購入がお勧めです。但し、経済指標の発表など相場が混乱しそうなタイミングは避ける必要があります。もしくはあらかじめ情報収集しておくことが大切でしょう。
この戦略をとるのであれば、最低限のテクニカル分析を用いて相場の動向が予測でき、大損するような負け方はしなくてすみます。トレードの経験を重ねていくことにもつながるでしょう。

リスクがあっても高いリターンを狙いたいのであれば、その逆をいけばよいというわけです。長期的な相場停滞が続いていて、何かをきっかけに動き出すと大きく揺れそうな相場であるタイミングを狙うと大きなリターンが望めるかもしれません。

ペイアウト倍率は、判定時刻までの残り時間が短くなればなるほど1倍に近くなります。これはレートの予想値が現時点での値と近い時も同様です。予想がしやすいものほど倍率は低くなるということです。その逆ならどんどん倍率が上昇していき中には10倍以上といった高倍率になることもあります。
そこで一番気をつけたいのが元本割れです。もちろん高いペイアウトを狙い確実性の低い難しい予想をオーダーするのが悪いことではありませんが、トレード成功に至らない確率は高くなります。初心者のうちから一攫千金を狙うのは非常にリスクの高いことです。まずはペイアウト倍率の低い予想しやすいチケットを購入し、どんどん勝率を上げていくことを目標としましょう。勝てる癖をつけておくことでトレード成功の自信をつけることもできます。

バイナリーオプションは終日取引ができるので、投資取引のチャンスは無数にあります。いきなり難しい予想を的中させようと狙うのではなく、まずは経験を積んで相場の流れや動きに慣れてから挑戦してもよいと思います。